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2026/08/23 16:22
種子島・西之表市にある髙﨑酒造を訪問しました。
髙﨑酒造は、西暦1903年創業の歴史ある酒蔵です。
観光土産としてだけではなく、今も出荷量の約7割が島内で消費されており、島の人たちの日常に根づいた焼酎を造り続けています。
TANESTOREでは、そんな髙﨑酒造の商品を取り扱っています。
今回は、実際に現地で見聞きした焼酎づくりの様子をもとに、髙﨑酒造の魅力を紹介します。
種子島の芋と水から生まれる焼酎

主に使われているのは、黄金千貫、白豊、種子島紫、安納芋など。
それぞれの芋に特徴があり、銘柄ごとの味わいの違いにつながっています。
焼酎づくりに欠かせない水は、安納工場の地下約162mから汲み上げた地下水。
種子島の水と聞くと硬水を想像する方もいるかもしれませんが、髙﨑酒造で使われている水は軟水です。仕込みにも加水にも使われるため、焼酎の味わいを支える大切な要素になっています。
人の手で雑味を取り除く、芋切りの工程

現地で印象的だったのが、芋の処理工程です。
泥やツルが付いた芋を洗ったあと、ベルトコンベアで流しながら、芋の両端や傷んだ部分を人の手で切り落としていきます。
この作業は、単なる下処理ではありません。
芋の傷みや両端部分を残してしまうと、酸味・えぐみ・雑味につながることがあります。
表面だけでは分からない傷みもあるため、断面や手触りを見ながら判断する必要があります。
1日約4トンもの芋を扱いながらも、機械任せにせず、人の目と手で品質を守っているのです。
焼酎は、蒸留して終わりではない

焼酎づくりというと、芋を仕込み、発酵させ、蒸留すれば完成というイメージを持つかもしれません。
しかし、実際には蒸留後にも多くの工程があります。
蒸留直後の原酒には、ガスっぽさや油分が残っています。
この油分は、取りすぎると辛くピリピリした味になり、残しすぎると酸化臭につながります。
つまり、ただ取り除けばよいものではなく、甘みや旨みとして活かせる範囲を見極める必要があります。
さらに、年度ごと・酵母ごとの原酒をブレンドしながら、毎年違う自然の原料を、飲み手が知る「いつもの味」に整えていきます。
髙﨑酒造の焼酎づくりは、
毎年違う自然を、いつもの味に仕上げる仕事
でもあります。
代表銘柄「しま甘露」
髙﨑酒造の代表銘柄が「しま甘露」です。
地元では長く親しまれてきた定番の焼酎で、芋焼酎らしい風味と、常圧蒸留ならではのしっかりとした味わいがあります。
お湯割り、水割り、ロックなど、幅広い飲み方で楽しめる一本です。
芋焼酎が好きな方には、まずおすすめしたい髙﨑酒造の定番銘柄です。
芋焼酎初心者にも飲みやすい「しまむらさき」
芋焼酎に苦手意識がある方や、普段あまり焼酎を飲まない方には「しまむらさき」がおすすめです。
紫芋を使った焼酎で、比較的すっきりとした飲み口が特徴です。
水割り、ロック、炭酸割りなど、冷やして飲むスタイルによく合います。
芋焼酎の香りが強すぎるものは苦手、という方にも試しやすい商品です。
安納芋を使った個性ある焼酎
髙﨑酒造では、種子島を代表する芋のひとつである安納芋を使った商品も造られています。
安納芋は焼き芋やスイーツのイメージが強い芋ですが、焼酎にしても独特の甘みや香りが感じられます。
ほかの芋焼酎とは違う個性を楽しみたい方に向いた一本です。
種子島の農家、酒蔵、飲み手をつなぐ焼酎
髙﨑酒造の焼酎づくりは、酒蔵だけで完結しているものではありません。
原料のさつまいもを作る農家がいて、
それを仕込む酒蔵があり、
地元で飲み続けてきた島の人たちがいます。
さらに、芋くずや焼酎粕は肥料として再利用され、島内で資源が巡る仕組みもあります。
髙﨑酒造の焼酎は、単なるお酒ではなく、種子島の農業や暮らしともつながっている商品です。
TANESTOREで、髙﨑酒造の焼酎をお届けします
TANESTOREでは、髙﨑酒造の商品を取り扱っています。
種子島の芋、安納の水、人の手による品質管理、そして地元で飲まれ続けてきた歴史。
その背景を知ると、一杯の焼酎の味わいも少し違って感じられるはずです。
ご自宅用にはもちろん、種子島らしい贈り物としてもおすすめです。
ぜひ、髙﨑酒造の焼酎をTANESTOREでお楽しみください。
